鄒雅琦

2021年中央美術学院実験芸術学院卒業。卒業制作「瞬間所有制」が日本「東京新聞」に掲載された。

社会の「余剰物質」を利用して、衣食住全てに一銭も使わずに21日間北京で生活することができた。セレブのように、空港のファーストクラス用待合室に入り、高級ブランド店の紙袋に無料の菓子を詰めること、ホテルのロビーや大型家具店イケアなどを転々とし、無料のスナックを食べて展示用ソファで睡眠をとることなどの行為で、「所有制」に対する思考、現在の資本至上主義への抵抗も表しているだろう。